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2010年03月08日

睡眠…



沖縄もそうですが、
今、一番社会的に問題になっているのが、
“睡眠障害”です。

最近は、沖縄の民間伝承療法で使われる“クヮンソウ”のサプリメントみたいなものもでていて、沖縄の睡眠障害に悩む方々が多いことを表しています。

ただ、沖縄の一番の問題は、その睡眠障害に拍車をかけて悪循環をうんでいるのが、“夜型社会”の存在です。



内地にいた事のある方は、ご存知かと思いますが、内地では、夜9時以降に子供が出歩く姿をほとんど見かけません。またその時間には、ほとんどの家庭が灯りを消しています。
そして、内地の皆さんは、朝がとても早いですね。
そして、そんな夜型社会から沖縄では、アルコール依存症に繋がってきたり、生活習慣病の発症率をあげたりする原因になってきています。

昨日は、漢方の勉強会で、今、問題になっているので一番多いのが、睡眠障害でそれからおきる“うつ症状”の発症が話題になっていました。

“うつ”という症状は、どちらかというと雪国など寒い地方に多くみられるといわれてきました。冬の雪国の生活でほとんどそとに出られず、一日中屋内の生活をしていく中で、ストレスがたまりマイナス的思考がつのり、“うつ症状”の発症を招くというものでした。
ですから、通常、寒い時に“うつ”は、悪化しやすい傾向にあるそうです。「冬季うつ」という言葉もあるそうです。

でも南国沖縄でなぜ、“うつ症状”が増えるのか…。それは、“夜型社会”において、日中の強い日の光ではなく、蛍光灯などの灯りの明るさばかりをうけているので、雪国同様に“屋内生活”ばかりしているのと同様に脳の状態がなっているとか。人間は、日の光を浴びてその日その日の体内時計をリセットするのですが、それができていない状態だそうです。
ズレ始めた体内時計は、脳のストレスを生んで、“うつ症状”を作り出すのだそうです。





(ひでぼ~Z)

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Posted by ひでぼ〜Z at 11:51 │カラダのくすり箱