2024年05月24日
今年もなんとか開催することができた…お客様への感謝

ひでぼ〜Zの薬屋は、これまでずーっと続けているお店のイベント(年3回)の抽選会があります。
なかなかスマートにできない…
もう古くあちこち手直ししないといけない小さな薬屋。ドラッグストアほど品揃えもあるわけじゃなく、どちらかと言うと◯◯は置きたくない、自然治癒力を推奨する薬屋だからって変なこだわりもあるから…親切な、便利なとは程遠い薬屋。そう頑固親父の薬屋です。
そんな綺麗じゃないうちの薬屋でも、わざわざ遠くからも足を運んでくださるお客様もいます。ホント遠くから、どちらかというとメイン通りから外れたうちの薬屋まで来てくださるお客様には感謝してもしきれません。そんなお客様方に少しでも何かのお役に立てればと始めた抽選会。(もちろん集客のためでもあります。)
年3回のイベントのうち、5月は、ゴールデンウィークが終わった後の母の日の週のイベントとして始めました。
そして夏は、暑い中いろいろ健康管理にとうちに来てくださるお客様への日頃の感謝を込めて…
また歳末も同様…この一年お付き合いくださったお客様がこれからも元気になってくれるよう
できるだけながーくお付き合いできたらいいなぁの気持ちを込めてずーっと続けているうちの薬屋のイベントです!
ずーっと続けてきたイベントも一度、あのコロナ騒動時(2021年の12月)に自分自身が人生で最大の危機に陥り,あわやという体験をしたちょうどその頃は、いつもなら予定だった歳末の抽選会をするために慌ただしくしていただろうという時期…そんな中、自分は人生初めての長期入院(それから1ヶ月もの…)することに…
そんな病床で伏せている時に
本来なら自分自身の心配をしなくちゃならないはずなのに
「あー、◯◯さんに連絡しなくちゃ…◯◯さんにも…」と自分のカラダがどうというよりは、いつもなら楽しみに抽選会のイベントに来てくださるお客様のことばかり気になっていた。
1ヶ月の入院生活も終えて、ようやく退院してお店に戻った頃は、退院したけれど完治というわけでなく…
通院しながら経過を見ていくという状況。カラダも見た目も体力も以前とは全然違い…今までは、当たり前だったことが何もできないような状況。
せっかく退院したけれど…不安はどんどん募るばかり…
これからこの薬屋を続けていけることがだろうか?
また入院ってことにならないだろうか?
カラダはこのまま悪いままなのだろうか?
とマイナス思考ばかりが湧いてくる感じでした。
一月に退院して、お店も定時通りに開けることはなかなかできない状況の中、休んでは帰って気力まで無くなってしまうような時でも、なんとか踏ん張って営業を続けました。(定時より遅く開けたり、また逆に早めに閉めたりの感じでしたが)
その甲斐もあってか、気力もカラダの状態も少しずつよくなってきた感じがしてきて…
それでも1ヶ月閉めたら、やはりお客様の足も遠のいてしまうのでしょう。
あれから来られなくなった方もいます。
それでも、退院してカラダも半分に萎んでまるで他人のようになった自分のことを心配して来てくださるお客様もいてとても励ましになりました。
それから2月、3月、4月…と月日を過ごすうちに「あ、そろそろ5月の抽選会をやらなければ!」とその準備をしていって、DMや三角くじの準備、景品の準備など…とりあえず規模を小さくしてもやるつもりでがんばった。
実際、その時の抽選会の目的は、今までこんなに長くお店を閉めたことはなかったから、そのためかそれっきり顔を見せてくださることがなくなってしまったお客様のこともあり、(もちろんコロナ禍では、そういうことは結構あったから)でも抽選会をすると分かったら、再度来てくれるんじゃないかという淡い期待をしながら…ホント淡い期待です。
実際、あの時歳末の抽選会がやむなくできなかったから、その開催した5月の抽選会は久方ぶりのお客様が来てくださりとてもホッとした記憶があります。また100kgあったカラダもほぼ半分に萎んでしまった自分をみて、驚いたり…さらに心配な顔をしてくださるお客様もいましたが、それでもお客様から逆に励ましのお言葉をいただいたりして…そう、抽選会って、“キッカケ”になってくれるから
再度お店に来てくださる“キッカケ”
またお話ししに来てくださる“キッカケ”
そんな“キッカケ”って、やっぱりとても大切。
気にかけてくださる方のまた来店してみようという後押しになってくれるから。
また抽選会の準備も大変だけれど、
“楽しくやろう!”というプラス思考をアップさせてくれるというのも自分自身にすごくためになっている。
そう、病気という体験から復活して学んだこと…回復のためには“気力”が一番必要なんだ!ということ。それからその気力を維持するために体力が必要ということ。
だから、前進していくことが1番!
まだまだやれる!やらなければ!という意気込みが必要!
そのためにはまたお客様が足を運んでくださる“キッカケ作り”をしていかなければ!って
もう若くないカラダも少しずつ良くなってきたけれど
白髪も髭も白く、確実に“老いて”いく自身をいかに奮い立たせるか?という問いに答えられる“キッカケ”になると信じて
これからもこういうイベントを続けていくつもりです!
“生かされたこと”に答えを見つけるために!
(薬屋のひでぼ〜Z)
Posted by ひでぼ〜Z at 12:34│Comments(0)
│心のくすり箱
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。