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2011年11月18日

漢方の効能効果の表現について…



中年以降、または高血圧傾向のある方の次の諸症…


上記の書き出しで始まる漢方薬があります。


これは、

中年以降…という年齢的に現れやすい症状をさしています。

二十歳から三十歳ぐらいの頃は、人の体は、いわゆる働き盛り、若さもエネルギーもピーク感が溢れ、病気知らずで、風邪なんかもすぐ治るくらい元気な状況。それが、ある年齢…四十代だろうか…個人差はあるかもしれないが、いわゆる“中年期”からほとんどの方々が、“年齢”を実感し始める…。“衰え感”がはっきりしてくる年齢です。

実際、回復力も
顕著に衰えが垣間見え、体内年齢も下降線をたどります。

回復力の機能低下は、新陳代謝の機能低下も同時に現れ、動脈硬化などもこの時期から徐々に進行してくる。


だから、たとえ高血圧症状が現れなくても、年齢的に“老化”が進行し始めてると考えることができます。


頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸…(耳鳴りなども)などの、高血圧傾向からくると思われる症状も“動脈硬化”という“老化現象”からもくると考えられるのです。


ですから、わざわざ、


中年以降、または、高血圧傾向のある方の次の諸症状…などと表現しているのです。

別に今は、高血圧でなくても、“老化現象”という目に見えない避けて通れない状況は、予防の観点からも必要と考えての表記なんだと思います。

漢方薬などの体質改善が本来の使用法なものだから、いわゆる通常のお薬の効能効果の表現とは、このように違ってくるのは、わかっていただけたでしょうか?

どちらにしても、薬剤師やその専門家にきちんと相談してくださると間違いないでしょう。


(ひでぼ〜Z)


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