2011年02月03日
命をいただく…
“発見!人間力”という番組がある。
そのなかで、ある酪農家の方々が、今の子供たちに何気なく食べている“お肉”は、実は生きていた牛さんだったり、鶏さんだったりすることを“別のこと”として“知らず”にすましていることを「命をいただく」という意味として考えてほしいと活動している模様を放送していた。
たまたま見た場面では、
生徒に生きている“うさぎ”を抱っこしてもらい、心臓の鼓動や体温の温かさを実感してもらい、
その後子供たち自ら、そのうさぎを、処理して調理してカレーにして、食べるというところだった。
食べる前に合掌して、
「いただきます」
といった言葉の意味を重く感じているようだった。
最初、恐々食べていた生徒たち…
噛めないからと肉を外に出そうとしたら周りから、
「命を棄てるんか?」
と言われて…気づいて食べ直す。
そして、
残すことは、“命を棄てること”だとして
皆で残さず食べる。
・・・・
豊かな国日本。
何気なく食べて、
何気なく棄てて…
嫌いだから、
美味しくないから…
口蹄疫で泣く泣く殺処分された家畜たちを見て泣いていた酪農家の気持ちを…
多分、今の子たちはわからないかもしれない。
でも、
このような活動している酪農家がいて、「食べることは、生きること。生きることは、食べること。」という意味を自ら“悪者”になってでも教えなければとして、教えていることは、必要なことだと思う。
目をつぶって、事実から遠ざかっていて、良いところだけ取るということばかりだと…
これからの日本は、どんどんおかしくなって行ってしまうんだろう…。
(ひでぼ〜Z)
Posted by ひでぼ〜Z at 11:32
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