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2010年12月01日

“氣”を配る



先ほどの記事では、
“気をつける”という内容でしたが、

同じように、「気を配る」という言葉があります。

常に気を配る…

工事関係者などが、事故など起きないように周りに“気を配ります”。
やはり、気→氣で、

“思考”を視点や観点などと併せて配るのだと思います。

ただ見るだけでなく、
それらがどのように動くのか予測しながら…つまり“考えながら”見ているのです。

人は、ものを見て、それらに対して、“観察”していく能力があります。
さらに、それらがどこを向いて、どう動いて行くのかを“経験”というデータと照らしあわせながら“見ているのです”。

だから、事故を未然に防げるのです。

危機管理能力という言葉があります。

常に気を配り、先を読みながら、安全確保を徹底し、危機から回避する能力…。

今の人たちは、

多分、この能力が働いていないか、衰えている方が多くなっているのかも…。

バーチャル的な、“リセット”で物事を解決できると考えている“世代”。

あと、こんなことは起こり得ないという、自分勝手な考えの平和慣れの世代。


“絶対”という言葉は、ない! と考えているのは、どれくらいいるのでしょうか?


最近、

こんなことを考えてしまう場面によく直面します。

車道をノロノロと横断する若者たち。

渡れると、勘違いして道を横切るお年寄りたち。
これくらい大丈夫だ!って勝手に考えている方…


事故の源は、

実は、そんな自分が作ってるかもしれないことを

たまには考えてみてほしい!


たまにはでもいいから、
考えてみてほしいね。




(ひでぼ〜Z)



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