2010年09月16日
経験値が前へ進む力なのかも。
今日のお昼前にあるテレビ番組で、
あるボランティア団体が行っている活動が紹介されていた。
急増するホームレスの方々に自立するきっかけをつくってあげようというもの。
ある情報雑誌を供給し、それを売ることによって自立するために必要な自信みたいなものをとりもどしてもらう。
実際、そうやって社会復帰していった方々も多いという。
確かにホームレスになったが、それまではある職業をある程度続けていたという経験があるので、こういうキッカケが次の仕事を探す意欲につながるというもの。
しかし、最近は、以前とは違った状況になってきている。
ホームレスの若年化だ。
若いホームレスの方々が増えているのだ。
そんな若いホームレスは、以前のホームレスと違い、定職についたという経験値が圧倒的に少ない。
だからだろうか、
以前のホームレスに雑誌を売って、キッカケ作りになってほしいという考えが根本的に通じにくくなっているという。
“経験値”…
生まれてきて、何不自由なく生きてきた若者に、
その“経験値”のなさが、“自立”への大きな壁となって立ちふさがってしまっている。
(ひでぼ〜Z)
Posted by ひでぼ〜Z at 17:11
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