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2010年09月06日

風邪薬は、風邪を治すの?抑えるの?



最近、雨に濡れたり、クーラーにあたりすぎたりして体調不良を訴えてこられる方々がよく見受けられます。

くしゃみ、鼻水、咳、たん、のどの痛み、頭痛、節々の痛み…


一般の風邪薬には、

解熱鎮痛剤、抗ヒスタミン剤、去たん剤、鎮咳剤、その他、カフェインなどが配合された複合剤です。

最近では、ニーズに合わせて、抗ヒスタミン剤の入っていないもの(眠くなる作用があるために車の運転などが危ないため)、咳止めの成分が少し違ったり(咳止めの成分には便秘傾向になる方もいらっしゃるので)などがあります。

ただ、よくみてみると…
どちらかというと、
“抑え、抑え”のおクスリばかりです。

よく言われます。
「風邪の特効薬ができたらノーベル賞ものだ!」って。

つまり、風邪薬は、あくまでも“症状の緩和”してくれているだけなのです。

じゃ、風邪薬は意味がないのか?というとそれは誤解で、

風邪の症状の発熱や激しい咳、つらい鼻づまり、鼻水などは、その症状のために体力を消耗したりして、放っておいたら、悪くなるばかりです。

風邪薬によって、その表に現れた症状を“抑えて”いる間に、“栄養補給”“休養安静”などによって人の持つ、体力、治癒力を回復させるのが目的です。

よく「この風邪薬は効かん!」と言われたりする方がいますが、

それは、
“抑えてくれてる間”にしっかりと“休養安静”をしなかったり、“適切な栄養補給”を怠ったりしたためだと思います。

早め早めに、温かい食事と風邪薬を飲んで、ゆっくりと休養安静に心がける。


それらを含めて、“風邪薬”といえるかも知れません。


1日怠ると、3日長引き、

3日怠ると、10日〜なかには、1ヶ月近くこじれる方も。


1に睡眠、安静

2に栄養補給

3に早め早めの手当て(おくすり)


それが早く回復するこつだと思います。



(ひでぼ〜Z)


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