2010年06月05日
晴れたり、曇ったり、雨降ったり…
天気が変動すると言うことは、気圧、気温、湿度なども変動すると言うこと。
気圧や気温、湿度が変わると、一番影響をうけるのは、
“水”などの流動性のあるものだと思う。
天気が崩れる時に、雲が増える…、つまり水蒸気が雲を作り、雨を降らす。水蒸気として上昇気流に乗って地表や水面から離れるときに、“温度”を一緒に持って行く(奪う)。だから急に冷え込んだりする。冷え込むと、あったかい空気がまざろうとして気流が激しくなる。激しい気流のために空気の層に乱れが生じる。つまり圧力の変動が生まれる。だから気圧が変わりやすくなる。
その急激な最たるものが“台風”なんだと思う。
知っての通り、人間の体内は、“水”が大半を占めている。だからこそ、こういう天気の変動が大きい時には、体内の水分の変動も激しくなる。激しい水分の変動は、体内の細胞外と細胞内の圧力の差も激しく変動させる。変動するたびに“水”は、体温も同時に変動させてしまう。体温の変動は、周りの組織の緊張や弛緩の調節を狂わせてしまう。すると“水”を含む体液は、体内で“渦”を作る。流れの激しい箇所とそうでない箇所。温度の高い箇所と低い箇所。そんな環境の変化が体内で起きて、“渦”を作ってしまう。
だから、天気の変わり目に体調を崩す方が多いのだと思う。変動の激しい、あちこちに症状が移り変わることを東洋医学的に“風邪(ふうじゃ)”と呼ぶ。
つまりカゼは、この“風邪”からきているのです。
東洋医学的に“かぜ”の定義が幅広いのは、こういうことからもわかります。
(ひでぼ〜Z)
Posted by ひでぼ〜Z at 14:24
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