2009年04月03日
おばぁとポークの思い出…
※ポークって、内地の人から考えると“豚肉”になりますね。沖縄でのポークとは、ポークランチョンミートと言って缶詰めのことです。(内地だったらスパムが有名かな?)そのポークとおばぁとの思い出って何?って思われるかもしれませんが…。幼い頃、事情があって実家でなく“おばぁの家”に半ば預けられてました。(半ばというのは、実家がすぐ近くにあっていつでも行き来できたのですね。)学校の教科書も洋服もおばぁの家に置いて、小学校を卒業するまでこんな感じでした。ボクだけでなく、すぐ上の兄やいとこの子とかもいっしょに合宿みたいな感じでした。おばぁは、とても小さく(身長138くらい?)で食が細いので痩せていて風が吹いたら飛んじゃうかと思うほどでした。そんなおばぁは、寒いときには、十二単のように着物を重ね着して、まるでだるまみたいになっていました。(ある日転んでも、重ね着のせいでケガせずにすんだほどでした。)
ボクたち孫たちを寝かすのに子守歌代わりに満州にいた頃の話や紡績工場に奉公にいった頃の話を聞かせてくれました。ほとんど毎日が同じ話だったので子供たちは、飽きるのを通り越して、内容を暗記するほとでした。川の字におばぁをはさんでみんなで寝たのをいまでも懐かしく思い出します。そんなおばぁですが、少し困ったことがありました・・・。
気持ちよく寝てるときに、何か顔に“雨?”“水?”があたるのです。
夢心地のなか、「なんだ?雨?まさか、家の中なのにそんなことはないよね…」と思ったか思わないかして、またうとうと夢心地の中…今度は、冷たい何かが頬に触るのです!「わっ!何?気持ちわるい」と寝ぼけ眼で起きてみると、
おばぁでした。
「はい、朝だよ!起きなさい!(ここは、方言ね)」
「ん?おばぁ?朝?」って目覚まし時計に目をやると・・・
朝の…というか、
早朝四時!
え〜っ「おばぁ、まだ早いよ!」と雨戸を明けて空をみると・・・まだ星が…(-.-;)
実は、おばぁが早く起こすのには理由があったのです… (続く)
ボクたち孫たちを寝かすのに子守歌代わりに満州にいた頃の話や紡績工場に奉公にいった頃の話を聞かせてくれました。ほとんど毎日が同じ話だったので子供たちは、飽きるのを通り越して、内容を暗記するほとでした。川の字におばぁをはさんでみんなで寝たのをいまでも懐かしく思い出します。そんなおばぁですが、少し困ったことがありました・・・。
気持ちよく寝てるときに、何か顔に“雨?”“水?”があたるのです。
夢心地のなか、「なんだ?雨?まさか、家の中なのにそんなことはないよね…」と思ったか思わないかして、またうとうと夢心地の中…今度は、冷たい何かが頬に触るのです!「わっ!何?気持ちわるい」と寝ぼけ眼で起きてみると、
おばぁでした。
「はい、朝だよ!起きなさい!(ここは、方言ね)」
「ん?おばぁ?朝?」って目覚まし時計に目をやると・・・
朝の…というか、
早朝四時!
え〜っ「おばぁ、まだ早いよ!」と雨戸を明けて空をみると・・・まだ星が…(-.-;)
実は、おばぁが早く起こすのには理由があったのです… (続く)
Posted by ひでぼ〜Z at 11:19
│ひでぼ~のつぶやき