時に思い出す…
ぼーっとしてると、
たまに“あいつ”の声が聞こえる気がする…。
「何?ぼーっとしてる!ほら!元気出せ!また変なマイナスばかり考えてるんか?おーい!聞こえるかー?スマホばかり見ないで外に出てお天道様に元気をもらってこい!」って…
もう何年も経ってるのに…
“アイツ”の声は相変わらずだ!
もうあれから…14年も経ってるんだっけ?
“親友”…
とても仲良しだった親友…。
先に逝っちゃった…親友。
いつも何かと気にかけてくれてた…。
ホント、
なんでもないようなことをずーっと話ができる…
そんな親友…
あの頃、いつもの居酒屋で…
隣でジーって覗き込んできて、
「また変な風に考えてるなぁ!悪い癖だぞ!ほれ、飲め!乾杯!」って、自分の肩に手をかけてグラスをコツンとして好きだった泡盛をグビって飲んで、また濃いめに水割りを作る…
そんなあの頃の場面が
たまーに、浮かんでくる。
今回自分が病床に伏せてた時も、
夢の中で、「なーにやってんだか?ほれ!元気出せ!大丈夫!大丈夫!俺がついてるから!」って
ホント…励まされていた…ような…。
変な意味ではないけれど…
もう少しで“あっちの方へ”逝きそうなくらい危なかったはずだけど…
「心配するな!」「大丈夫!良くなるから!」っていつまで経っても、あの屈託のない笑顔が浮かんだ…。
そう、
“アイツ”は、
ずーっと助けてくれてる…。
いつも笑ってそばからこちらを見てくれてる…
だから、
なんとかがんばってこれた…
だから、なんとか退院できた…
ホント、
おかしいと思われるけど…
自分はそう思ってる…
いつも飲んでる時に自分の肩にデカい手を置いて…
「クヨクヨするな!楽しく飲もうゼ!」って言っていたあの笑顔…
大きな声でカラオケを歌いまくってたあの頃…
今では、カラダが萎んでしまったせいか…
声が腹の底から出なくなった感じ。
それでも、あの頃の歌った懐かしい歌が…
頭の中を繰り返し流れてる…
いつも…
ありがとう!
ホント
ありがとう…。
あ、この間、久々にカラオケ歌ったよ!
リハビリのつもりで…
また一緒に歌おーな…。
とりあえず…自分はノンアルで(笑)
「おーれーたーちゃ、兄弟だー♪」
って…な!
(ひでぼ〜Z)
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