よく笑うと免疫力がアップするという話を聞きます。
また、笑いと同じように泣くことも同様に免疫力アップにつながるとか…。
どちらも“感動”するということだと思います。
自分がこの薬屋という仕事について、様々な“病”について漢方薬体質改善相談を受けたことがあります。
相談にいらっしゃる方々の悩みには、大きい小さいは、無いと思っています。
その方にとっては、どれも深刻な悩みばかり。
アレルギー、喘息、不眠症、子宝相談、精力減退、虚弱体質、関節痛や腰痛、五十肩、癌…その他様々な悩み…。
薬屋…特に何が専門というのは、ありません。
漢方薬などの東洋医学には、症状一つ一つ、病名一つ一つには、あまりこだわらず、根本原因について詳しく問診していきながら体質改善の糸口を探します。
そういった相談のなかで、必ずアドバイスするのは、
笑うとき、泣くときがあれば思いっきり笑いて、泣いたほうがいいと伝えています。
それは、カラダのなかのナチュラルキラー細胞などの免疫細胞が活性化して癌化していく細胞を見つけては、やっつけていくと言われているからです。
「病は“氣”から」と言われています。
逆に、怒りや悲しみは、その免疫活性を悪くするそうです。
笑いや泣くという行為は、外へ外への解放です。
怒りや悲しみは、外というより内へ内へという収束状態をつくります。
ストレスには、善玉と悪玉があるそうです。
笑うとか泣くとかは、ある意味、善玉刺激のストレスです。
怒りや悲しみは、その反対の悪玉ストレスです。
よく病気になった方々は、口々に自らの病気に対し、「なんで自分が…」というように責任をかぶせます。
それは、悪玉のマイナスエネルギーが発生してしまうことにつながるかも。
病気を快復、または克服した方々は、
「今まで無理させてきたからね…」と自らを労ることが多くみられます。
つまり、自分を見つめなおして、自分を労ることが多いようにみられます。
自分の頭、目、鼻、口、耳、首、肩、腕、胸、腹、腰、足…脳、心臓、肺、胃腸、腎臓、肝臓…自分の思いつく、気づく苦労をかけた箇所一つ一つに“感謝”の言葉をかけてみてください。
自分は、自分を愛し、労ってこそ、家族を労り愛情を注ぐことができるかも。
自分も“命”を持った生き物だと気づきましょう。
すると、周りも“命”を持ってることに気づくと思います。
あ・り・が・と・う…
の一言一言を
感謝の気持ちで伝えましょう。
そんな気持ちが
なんとなく気づいたのも周りの方々のおかげです。
ありがとうございます。
感謝です。
(ひでぼ〜Z)