クスリ、薬、くすり…
薬屋のおっちゃんの独り言です。
今の世の中、様々な情報に溢れています。
テレビでは、今日もダイエットやら膝腰のアイテムなどの通販番組がどのチャンネルをひねってもやっています!
あの大震災のあと…
自粛ムードのなか、日々ACの公共CMばかりのなか、いち早く民間CMで再開したのが、やはり“通販”でした。
いかにも効きそうな謳い文句で、つい買いたくなりそうな商品…
ここで、“効く”という表現がまかり通ることにびっくりします!
よくよくみると、画面の端っこに…
「個人の感想であり、商品の効能効果を謳ったものではございません。」
などの文字…。
ホントよくよく目をこらさないと見逃すほどです。
見てるだけからすると、それは、あたかも薬?と勘違いしてしまうかもしれません。
中には、病院のお薬の代わりになるんじゃないかと考える方もいらっしゃるかも知れません。
血圧の気になる方…
血糖値が気になる方…
…
実際に病院での治療されてる方々も、この表現に当てはまるのでしょうか?
以前、紛らわしい広告などを規制していくJARO?などがありましたが…
たぶん「個人差がある」「あくまでも個人の感想であり、商品の効能効果を謳ったものではございません。」などとどこかに小さく記載していればいいようなことですまされてるんでしょうか?
うちのほうでも、健康食品をおすすめしたりすることもありますが、あくまでも“必要な方に有要なものを”ということでおすすめしています。
何に効く!などと本来の治療の妨げになるようなことは、薬屋としては、できません。
できるだけ、
きちんとしたカウンセリングを通してお伝えしたい。
電話の向こうからでなく、できるだけ直接お会いしてお伝えしたい!
そんなことを考える、
不器用な薬屋のおっちゃんの独り言です…。
(ひでぼ~Z)
関連記事