滋養強壮剤と強精剤?
一般的に、“栄養ドリンク”のことを、“滋養強壮剤”といいます。
簡単にいえば、栄養を補い、元気を出しやすくするものと考えていいでしょう。
ですから、漢方薬などで虚弱体質な方の体質改善に使うものにも、滋養強壮と書かれているものも…。
ただ一般的に“滋養強壮剤”というのは、“強精剤”ととらえている方がほとんどじゃないでしょうか?
“強精剤”も“滋養強壮剤”の一種なんでしょうが…。
昔、二十年、いや三十年くらい前の生活環境の中では、“滋養強壮剤”=「元気がでる」→「働ける」→「生活向上」…という意味合いがありました。“強壮剤”という言葉が「元気」に直結していたので…「強精剤」的意味合いがあっても、その頃、高価なイメージがあったのでそんなに変な意味合いを持つことはありませんでした。
しかし、「飽食の時代」(食べるものに困らない豊かな時代)を経て、“滋養強壮剤”=“栄養過剰”みたいに思われ、「元気」が「過剰」「興奮」と捉えられるようになり、「高カロリー」みたいなものに捉えられているみたいです。
確かに、ドリンク類などは、即効性を期待させるので、糖分やカフェイン類などの働きが“過剰”に感じさせているのかも。
しかし、用法用量をきちんと守れば、まず問題ないように作られています。
自分から考えれば、コーラなどの飲料水などは、カフェインや甘味料など“強壮剤”的な要素は、それら栄養剤の○倍もあるのではと思っています。
まして、用法用量などあるわけじゃないし…。
薬剤師やお薬の専門の方々は、それを知っています。
まずは、ご不明なところは、お尋ねくださいね。
お待ちしておりますからね。
(ひでぼ〜ず)
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